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蕾は開き咲きほこる
第21章 百合は咲き開く
私の言葉を聞いた優子さんは表情を輝かせ、持っていたお猪口を露天風呂の中に投げ捨てて抱きついてくる。
当たり前だけど、お風呂に入っているから裸で……優子さんの胸が押し付けられてくる。
「優子さん???」
裸で抱きつかれているのが恥ずかしく声を上げると、優子さんの抱きつく腕が強くなる。
「もう、なんていい子なの??今日、初めて会ったのに気にいちゃった。桜子ちゃんの妹分なら私の妹分でもあるわよ」
少し腕が緩んで私の顔を至近距離で見つめてくる。
その瞳は何かを期待したいようでキラキラしていた。
「妹分って、言ってもらえて、うれしいです」
私の言葉が正解だったようで、優子さんはくしゃりと表情を崩して酔っているせいか艶やかに見えた。
「もう、汐里ちゃんって本当にかわいいんだから、だ~い好き!!」
そう言葉にした優子さんの顔が近づいてきて――……優子さんの生温かな唇が、私の唇を、塞いだ。
当たり前だけど、お風呂に入っているから裸で……優子さんの胸が押し付けられてくる。
「優子さん???」
裸で抱きつかれているのが恥ずかしく声を上げると、優子さんの抱きつく腕が強くなる。
「もう、なんていい子なの??今日、初めて会ったのに気にいちゃった。桜子ちゃんの妹分なら私の妹分でもあるわよ」
少し腕が緩んで私の顔を至近距離で見つめてくる。
その瞳は何かを期待したいようでキラキラしていた。
「妹分って、言ってもらえて、うれしいです」
私の言葉が正解だったようで、優子さんはくしゃりと表情を崩して酔っているせいか艶やかに見えた。
「もう、汐里ちゃんって本当にかわいいんだから、だ~い好き!!」
そう言葉にした優子さんの顔が近づいてきて――……優子さんの生温かな唇が、私の唇を、塞いだ。