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蕾は開き咲きほこる
第22章 嫉妬
受話器を羽間さんに渡すと、食べていたものを飲み込んで光春さんと話を始めた。
話を聞いていると明日の朝一で必要な書類のようで、どうしても今日中に捺印が欲しいとのことだった。
だけど、光春さんはこのまま接待に行き羽間さんは仕事の電話待ちで動けず、明日の朝はと言うと光春さんはそのまま取引先に直行する予定だとふたりのスケジュールが合わず悩んでいた。
「あのっ、私が捺印貰いに行きましょうか?」
電話で話している途中で申し訳ないと思いながらも、私が行くことを提案すると「助かるよ」と私が光春さんに捺印を貰いに行くことになった。
待ち合わせの場所は、光春さんが打ち合わせをしている会社の最寄り駅前のカフェ。
会社からは乗換なしで1時間だから意外と簡単に行くことができたし、駅前で分かりやすくてスマホで探さずに店の中に入ることができた。
到着したことを連絡しようとスマホを探すと、バッグの中に入れたはずのスマホがない。
ここに来るまで触った記憶がないから会社に忘れてきてしまったようで、仕方がないと光春さんに連絡するのを諦め、待つこと30分。
話を聞いていると明日の朝一で必要な書類のようで、どうしても今日中に捺印が欲しいとのことだった。
だけど、光春さんはこのまま接待に行き羽間さんは仕事の電話待ちで動けず、明日の朝はと言うと光春さんはそのまま取引先に直行する予定だとふたりのスケジュールが合わず悩んでいた。
「あのっ、私が捺印貰いに行きましょうか?」
電話で話している途中で申し訳ないと思いながらも、私が行くことを提案すると「助かるよ」と私が光春さんに捺印を貰いに行くことになった。
待ち合わせの場所は、光春さんが打ち合わせをしている会社の最寄り駅前のカフェ。
会社からは乗換なしで1時間だから意外と簡単に行くことができたし、駅前で分かりやすくてスマホで探さずに店の中に入ることができた。
到着したことを連絡しようとスマホを探すと、バッグの中に入れたはずのスマホがない。
ここに来るまで触った記憶がないから会社に忘れてきてしまったようで、仕方がないと光春さんに連絡するのを諦め、待つこと30分。