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第23章 触りたい衝動

広美達は保健室に付き、体調不良の旨を伝え、保健教室で横になった。

恵美は心配そうに広美を見送り教室に戻った。


(あーあ、わたしどうなるんだろ…)
(せめて自分でスルのはもうやめよう)

広美は横になり色々と考えているうちに一時間目の終わりを告げるチャイムがなったのに気がつく。

(あっ、そういえばメールしろって言われてたんだ)
(どうしよ、いやだなぁ)

太田へのメールに気乗りしない広美だったが、クラスメートにバラされる可能性がある以上は言うことを聞くしかないと諦める。

体調が戻った事を伝え、広美は保健室をあとにした。