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第23章 触りたい衝動

結局、広美はトイレを早く出なければいけないと思い出し、服を整えて外に出た。

「ひろたんオシッコたくさん出して、スッキリしたー？」

外で待っていた恵美が広美にイタズラっぽい笑顔で問いかける。

「やだ恵美ちゃん、はしたないわよ、でもまぁスッキリしたかな」

(恵美ちゃんゴメンね、わたしのスッキリは違う意味なんだ…)

恵美は違う意味で捉えてはいるが、広美は友人にオナニーでイク事を壁越しに伝え、更にオナニーの感想まで報告している。

そんな状況に、広美は悲しい気持ちになってしまった。