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痴漢調教―野溝広美17才
第37章 交換条件
「上だけ、上だけで許してください」

広美は恥ずかしそうに太田に伝える。

「上だけ?どういう意味だ?」

太田は言葉足らずの回答に意味を聞き返す。

「あ、えっと、全部は無理ですけど、う、上だけなら」

太田は広美の言いたい事がなんとなく理解出来たが、広美の口からはっきりと言わせておきたいと思い、さらに意味を聞き返す。

「ハッキリと言えよ、朝にアレをやる代わりに何をしてくれんだよ」

広美は意を決したように口を開く。

「ぜ、全裸は無理ですけど、上だけ裸で過ごします」
「だから朝にアレをやるのをやめてください」

広美はどれも嫌ではあったが、既に見られている上半身裸なら我慢ができそうだと思った。

太田は広美の言葉を聞くと、その言葉に納得しない感じで顔を左右に振り、広美に告げる。

「ダメだな、それだけでは駄目だ」
「でもまぁ、今回はそれで許してやるよ」

広美は希望が通り、少しだけホッとしたが太田の言葉は続く。

「ただ上だけじゃ、割に合わないからよ、足りない分、部屋では好きな時におっぱい揉ましてもらうわ」
「それで朝にアレするのやめてやる」
「じゃ、それで約束したからな、約束は守れよ」

広美は突然追加された条件に唖然とする。
しかも話がまとまり、約束をしたことになってしまった。

「えっ、ちょっと、まっ」

広美が何かを言おうとしたが、太田は言葉を遮り広美に伝える。

「いまさら約束破るのは無しだぜ」
「お前が約束破るなら俺もお前との約束は無かったことにする」

太田の約束とは、広美の処女を奪わない事だ。

広美は了承する以外は道は無かった。
そして諦めたようにコクリとうなずいた。
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