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痴漢調教―野溝広美17才
第68章 強い日差しの中で
広美が座る木の下に遠くから一人の人物が近づいてくる。

広美はそれにふと気がついた。


(あれ?こんな所にお客さんかな?)


普段人がくることのない環境のため、広美は珍しいなという感じでその人物を眺めていた。


…ませーん、すいませーん

その人物は広美に遠くから声をかけ、徐々に近づいてきた。

(んー?他の林檎農家の方なのかな?)


広美は特に不審には思わず、その人物の声に反応し立ち上がり、近づいてくる人物を行儀よく迎えようと待つ。


作業着で麦わら帽子をかぶった人物が歩みより広美の前でとまった。


すいません、ここの農家のかたですか?


その男はそう広美に声をかけた。


「はい、そうですよ、ただ私はまだお手伝いみたいなもんなんです、なにかご用ですか?」


広美は礼儀正しく受け答えをした。


あっ、そうなんですか。
この農家のことでちょっと質問がありまして。
ではどちらに向かえばよろしいでしょうか?


広美はその男の礼儀正しさに特に警戒する必要がないと判断した。
そして少しだけニコリと笑顔をみせて言葉を返す。


「えーとですね、少し遠いいんですがあちらに祖母がいますので、そちらで話をしてもらってもよろしいでしょうか」


広美がそういい男に背中を向け、家の方を指差した。

その瞬間、広美は激しい衝撃とともに背後から押し倒された。


そう、その男は太田だったのた。


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