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美女の身影
第7章 戸惑い
翔太「見てみる?」

翔太はそう言うとおもむろにポケットからスマートホンを取り出した。

俊哉は居酒屋で撮った合コンの集合写真を見せられるのだと思った。

翔太がスマートホンを操作して、ニヤリとした表情のまま俊哉に画面を見せた。

俊哉はスマートホンの画面を見た瞬間、衝撃を受けた。

『あんっ・・!あんッ・・!』

色めかしいあえぎ声と共に女の裸体が目の前に飛び込んできた。
正常位で突かれている女が、乳房を前後に揺らして激しく犯されている。
性器がぶつかり合う生々しい音も鮮明にスマートホンのスピーカーから流れてくる。

『あんッ!いいっ・・・!』

画面が揺れていて、鮮明ではないがなかなかの美人だということは分かった。

俊哉が思わず画面に見入っていると、翔太がニヤニヤしながら俊哉の表情を見ていた。

翔太「結構エロいだろ?笑」

俊哉「エッ・・ロ・・・」

ひたすら感じ続ける女の動画を30秒ほど流して翔太は動画の再生を止めた。

俊哉はすごいものを見せられて、少し放心状態になっていた。
いきなりアダルトな映像を見せられた衝撃もあったが、なによりセックスの相手の男は目の前にいる翔太なのだ。
高校からの友人が女と行為をしている動画を見るのはなかなか強烈だった。

翔太「ごめん、ごめん、順番が逆だった笑」

翔太はスマートホンの画面をスライドして
居酒屋で撮った合コンの集合写真を俊哉に見せた。

男3、女3の男女が笑顔で写真に写っている。
翔太とタイプが似たイケイケそうな男とレベルの高い三人の女子が写っている。

翔太「ほら、この子」

翔太が指を指したのはレベルの高い三人の中でも目を引く美人であった。

さっきのようなイヤらしいあえぎ声を出すタイプには一見見えない。

正直翔太に俊哉は嫉妬してしまった。
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