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第7章 戸惑い

もう一杯だけ、そう言ったが結局、彼女達はあと３杯ずつアルコールを頼んでいた。もう5杯目に差し掛かっている。
グラスを空ける頃に翔太の押しが入り結局次のアルコールを注文させられていた。
彼女達はほろ酔い気分になっているのは明白だった。


俊哉もこの四人で飲めて純粋に楽しい気分になっていた。
ユウナは今でも自分が話しているのが信じられないような美女だが、それをひけらかすこともなく自然な佇まいで好感が持てる子だと思った。
アイも見た目は美人系でサバサバしてるかと思ったが愛嬌があって可愛らしい。ユウナと比べると分が悪いが、間違いなくクラスで１番可愛いと言われる容姿だ。
二人とも若さが溢れ出ていて話しているだけで楽しい気分になった。
彼女達も純粋に楽しんでくれているように見えた。

そうこう俊哉が思いを巡らしているうちにまた翔太の例の一言が始まった

翔太「ね！もう一杯だけ！最後最後笑」