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美女の身影
第10章 ほつれ
ユウナ「それで、どうすればいいですか?」

岸田「あっ、えーそうですね・・・」

岸田は私服のワンピース姿の彼女を一瞥した。

岸田「あの、着替えをしていただかないと、、オイルマッサージですとお洋服が汚れてしまいますので」

ユウナ「あっ、着替えるんですね・・・!」

どうやら彼女はあまりマッサージに慣れていないらしかった。
戸惑いの表情になっていた。

岸田「えーと、普通はみなさんバスローブを羽織ってらっしゃいますね。あと紙の下着もご用意してますのでお渡しさせていただきますね」

岸田はカバンから紙のパンツを取り出して、ユウナに手渡した。

ユウナ「あの下着って下だけですか?」

岸田「そうですね。あっ、きちんとタオルで隠しますので大丈夫ですよ」

ユウナ「あっ、そうなんですね。それはそうですよね」

彼女はちょっと不安げな様子のまま、紙のパンツを持って洗面所の方へ向かっていった。

確かに始めてのオイルマッサージだとしたら、抵抗があるだろうなと岸田は思った。
自分のような中年に肌を見られ、身体をマッサージされるのは彼女のような若い女性には間違いなく恥ずかしいだろうということは想像できた。

岸田はオイルマッサージの準備を始める。
ベッドのシーツを万が一でもオイルで汚さないように持参した大きめのバスタオルを二枚ベッドの上に敷いた。

こんな若い女性のマッサージをすることが、普段はないので岸田も普段より緊張したが、あくまでも仕事なのだと自分に言い聞かせていた。

ユウナ「・・・あの」

ユウナが洗面所から姿を現して申し訳なさそうな顔で岸田に話しかけてきた。まだ先ほどの格好のままであった。

岸田「はい?」

ユウナ「オイルマッサージじゃなかったら、、その、、このままの服でもいいんでしょうか?」

岸田「えっ、あっ、やめられますか?」

ユウナ「・・・いや、あの・・・・
そのままで大丈夫です・・・!」

準備をし始めている岸田を見て思い直したのか、彼女はまた洗面所の方へ消えていった。
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