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美女の身影
第10章 ほつれ
ゆっくりと太ももを上がってくるマッサージ師の手つきにユウナは脚が震えそうになるのを必死で堪えていた。

脚をまた閉じてしまいそうになるのを、ユウナは我慢する。

下着に触れそうなくらいまでマッサージ師は手のひらでオイルを塗りあげる。

そしてまたゆっくりと太ももを下っていく。

ユウナの身体は火照っていた。
マッサージオイルによるものなのか、翔太に直前でお預けを食らったからなのかわからない。

身体の芯が疼く。

ユウナの頭の中に、いけない妄想がよぎる。

『もし、いま下着の中へ手を入れられたら・・・わたし・・・』

ずずず・・・

またゆっくりとマッサージ師の手が脚をせりあがってくる。

ユウナ「は・・・ッ・・・ッ」

ユウナは瞼をぎゅっと閉じて敏感になっている太ももへの刺激に備える。

太ももの内側を撫でられるとさっきみたいに、またピリピリと電気が走るような感覚がユウナを襲う。

ユウナ「・・ッ!」

声が出そうになってしまうくらいだった。
脳にまでその感覚の渦が押し寄せる。

マッサージは何度も何度も繰り返し太ももを上下に撫で上げる。


そして
無意識の内にユウナはマッサージ師の手を握っていた。
オイルがたっぷり絡んだゴツゴツした手だった。

ユウナは完全にその手を握ってしまってから、自分のした事に気がついた。

ユウナ「・・・・!」

マッサージ師の手は力が入っておらずだらんとしている。

ユウナは目を閉じたまま、意を決したようにゆっくりとマッサージ師の手を引く。

お互い何も言葉を出さず、2人の手だけがユウナの身体に沿って遡上していく。

ユウナは瞳を閉じたまま
ウエスト側から自らの下着の中へとマッサージ師の手をゆっくりと導いたのだった。
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