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美女の身影
第2章 闇夜への誘い
将起はひたすら佑奈と口づけを繰り返していた。

佑奈はひたすら続く接吻にようやく観念したのか、だいぶ力が抜けてきたように感じた。

これだけ長いキスではどんな女でも分泌された唾液が溜まってくる。

佑奈も例外では無かった。

将起は彼女の口内で分泌された唾液を絡めて舐め取った。
彼女の唾液は無味無臭だが温かくてトロトロに溶けだしたような、なめらかな舌触りであった。
もっと欲してしまうような味覚への刺激があった。

佑奈も当然将起の唾液を口内で受け入れざるを得ない。

所謂男女間の唾液の交換が始まっていた。
かなりのイヤらしい行為のように思えた。

極上の蜜を味わっていた将起はさすがに佑奈の胸を悟史に譲ってやった。
さっきから悟史が佑奈の胸を揉みしだくもぞもぞとした動きを感じとっていた。
佑奈は胸は感じやすいのか、時おりピク、ピクとカラダを震わせている。

ふいに喉の奥の方から堪らず声を上げて佑奈の鼻孔から熱い息が漏れた。
急に彼女の様子が変わったのが分かった。

将起は悟史が彼女の乳首を攻め始めたのだと察知した。
キスをしながら熱い吐息を漏らし始めた。
キスの間中、息をなるべく立てないようにしていた彼女がそんな事に気を遣えない位刺激が強いと言うことだと将起は思った。

佑奈「っん・・ッ・・!ふ・・」
時おりキスをしながら将起の口内に熱い吐息を漏らす。
彼女の熱い吐息に乗って花のような甘い香りが立ち込める。

その香りが将起をさらに興奮へと導く。

長坂佑奈は堪らなく色っぽかった。

佑奈「・・!・・!ッ!」

将起は左手で佑奈の右胸のブラジャーのへりに指をかけると一気にそれをずり下ろした。
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