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美女の身影
第1章 女子大生長坂ユウナ

バイトの制服を着た佑奈がホールに入ってきた。

佑奈「坂口さん、田中さん。おはようございます」
入ってきた時にはもう口元には笑みが作られていた。

制服は襟付きのダークグレーのシャツにタイトな黒のチノパン+腰巻きのエプロンというシンプルなものであったが、彼女の為に仕立てられたかのようにサイズ感もジャストで着こなしていた。

将起「おっ、佑奈ちゃんおはよー」
真理「おはよう」

佑奈「今日もよろしくお願いします」

佑奈「あの、私に何かできることありませんか?」

将起は炭酸水の樽をセットしていた。
将起「これももう終わっちゃうしなあ」

真理「開店まであと少しだから客席のセットの最終確認お願いできる?」

佑奈「はい、確認してきます。ありがとうございます。」

佑奈は客席の方へと確認に向かった。


将起「いやあ、やっぱりカワイイなぁ。佑奈ちゃん。挨拶もしっかりしてるし」

真理「店長が見た瞬間に採用決めたらしいわよ笑
まあ仕事もちゃんとやってくれるしイイ子だよね」

将起「そうそう何かちゃんとしてるからさぁ、俺もカッコつけちゃうんだよね」

真理「佑奈ちゃん入ってきてから男みんなそうじゃん。キモチわるー笑」

将起「まじか、俺も空回りしないように気を付けよ笑」


そんなたわいも無い会話をしていると厨房から悟史が声を張った。
悟史「時間だ店開けるぞー」

各自持ち回りの位置について、開店を迎えた。

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