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美女の身影
第13章 狙い目
結局20分遅れて大翔は到着した。

大翔「悪い、悪い」

光樹「いくらなんでも遅いぞ」

大翔「ごめん!」

光樹「いや、いいんだけどさ。女の子たち待たせ過ぎじゃないか?」

光樹はさっきから気になっている二人組の女子達の方を見た。

光樹「もしかしてあの子達がそう?さっきから目線がチラチラ合う気がするんだけど」

大翔「えっ、どの子達?」

光樹「ほらあっちの」

大翔は光樹が指を指した方向を見た。

大翔「いやいや、違う違う」

光樹「えっ、違うの?」

大翔「女の子たちは先に店行っててもらった」

光樹「なんだ、そうゆうことか」

光樹は今から食事をするのがあの二人組じゃないことを知らされて、内心がっかりした。

大翔がハードルをかなり上げていたが、光樹は少し冷静にならざるをえなかった。

そもそもそんなに可愛い女子達とホイホイ出会える訳がないのだ。

遅刻ばかりする適当な大翔の発言は話半分で聞いておくのが良いのだと光樹は思い直していた。

大翔が予約した店はここからすぐの所にあるらしい。

数分歩くと大翔が予約した店が見えた。

店のドアを開けて大翔が店員に名前を告げる。

大翔の言うとおり女子達はすでに席に通されているようだった。

ここまで来るとさすがに緊張してくるものだ。

個室の引戸を大翔が開ける。

大翔「こんばんわ~!」

中で座っている二人の女子の顔が見えた。
二人とも愛想のいい笑顔を大翔と光樹に向けて「こんばんわ」と返した。

二人ともかなりの美人であった。

特に奥に座っている女子は見たことがないレベルの美しさだった。

気分が一気に高揚するのを感じた。

先ほどまでの大翔への怒りがすっと消えていった。
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