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第13章 狙い目

それから何杯飲んだかもう、分からなかった。
亜衣のペースに呑まれるように佑奈もアルコールを飲んだ。
光樹と大翔もかなり酔っぱらっている。

そして店員が席の時間が終了することを告げにきた。

亜衣「そんな時間かぁ」

佑奈「楽しかったねー」

明らかに佑奈と亜衣は酔っていた。

口調からしてふわふわとした雰囲気になっている。

そして亜衣がさっき話していた事を皆に提案する。

亜衣「まだ早いしこの後二次会する？」

大翔「おっ、いいね！行っちゃう？」

光樹「いいね！」

亜衣「佑奈も行くでしょ？」

佑奈「もう笑 みんなにまかせる」

亜衣「それじゃあ私の家来る？」

佑奈「亜衣の家？大丈夫なのー？」

亜衣「近いしその方がいいかなって思って。コンビニでお酒買ってゆったり飲もう」

大翔「いいね！是非」
光樹「亜衣ちゃんありがとう！」

亜衣「いいかな？佑奈」

佑奈「もうわたしは、亜衣が良ければオッケーだよー」

佑奈はかなり酔っていて場の雰囲気に流されるように了承した。

光樹は大翔の顔を見る。
よしというように女子達に見えないように握りこぶしに親指を突き立てていた。