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美女の身影
第13章 狙い目
玄関の扉を開けた瞬間に部屋から聞こえていた官能的な声はパタリと止まった。
俺たちが帰ってきたことに気づいたのだろう。
亜衣はクスクスと笑いながら靴を脱ぎ始めたが、
ベルトホックのタイプでそこそこ脱ぐのに苦労している。
玄関は一人分のスペースしかないので亜衣が靴を脱ぎ終わるのを待つしかない。
恐らく大翔と佑奈は今大慌てで身なりを整えていることだろう。
亜衣「あれー、これやっぱり脱ぎにくいなぁ」
ハプニング的に佑奈のエッチな姿が見られればと淡い期待を抱いていたが、すでに二人は何事もなかったかのように取り繕っていることだろう。
光樹はむしろ気まずい思いをせずに済んでよかったかも知れないなと思った。
あの佑奈と大翔が行為に及んだのは純粋に羨ましいが、もしその場を見てしまったらこのグループでの今後はなかっただろう。
ただ佑奈のあんな声を聞いてしまった後に彼女と普通に喋れるのか、平常心を保っていられるのかが心配だった。
なるべく下心が出ないようにと光樹は深呼吸をする。
亜衣「ごめん、脱げた」
亜衣がようやく両足の靴を脱いで、光樹も玄関の内側に入る。
亜衣がクスクス笑いながら光樹に先に行くようにとジェスチャーする。
光樹は困惑しながらも亜衣に言われるがまま
廊下にあるキッチンの横を通り、奥の部屋に近づいていく。
そしてその扉をゆっくりと光樹は開いた。
俺たちが帰ってきたことに気づいたのだろう。
亜衣はクスクスと笑いながら靴を脱ぎ始めたが、
ベルトホックのタイプでそこそこ脱ぐのに苦労している。
玄関は一人分のスペースしかないので亜衣が靴を脱ぎ終わるのを待つしかない。
恐らく大翔と佑奈は今大慌てで身なりを整えていることだろう。
亜衣「あれー、これやっぱり脱ぎにくいなぁ」
ハプニング的に佑奈のエッチな姿が見られればと淡い期待を抱いていたが、すでに二人は何事もなかったかのように取り繕っていることだろう。
光樹はむしろ気まずい思いをせずに済んでよかったかも知れないなと思った。
あの佑奈と大翔が行為に及んだのは純粋に羨ましいが、もしその場を見てしまったらこのグループでの今後はなかっただろう。
ただ佑奈のあんな声を聞いてしまった後に彼女と普通に喋れるのか、平常心を保っていられるのかが心配だった。
なるべく下心が出ないようにと光樹は深呼吸をする。
亜衣「ごめん、脱げた」
亜衣がようやく両足の靴を脱いで、光樹も玄関の内側に入る。
亜衣がクスクス笑いながら光樹に先に行くようにとジェスチャーする。
光樹は困惑しながらも亜衣に言われるがまま
廊下にあるキッチンの横を通り、奥の部屋に近づいていく。
そしてその扉をゆっくりと光樹は開いた。