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美女の身影
第14章 疼き
「結構飲んだね・・・?大丈夫?」


勢いに任せて飲んだのでアルコールが回っている感覚がある。


佑奈「大丈夫です」


地下の店舗から階段を上がるのに足元がふらついた。


翔太の後輩が佑奈が転ばないようにサポートする名目で馴れ馴れしく腰に手をあててくる。


佑奈「あの、大丈夫ですから・・・」


腰を触られただけで、鳥肌が立ちそうだった。


それよりもその後ろの後輩達が真後ろにぴったりついて来るのが気になった。

下半身に視線を感じる。


膝上丈のスカートだったので、下着が見えてしまっていないか不安になる。


ずっと疼きがおさまらない今の状態の下着がどんなコトになっているのか佑奈自身分からなかった。


翔太「佑奈ちゃんも辛そうだし、あそこで休憩していこうよ」


翔太が指差したのはネオンに照らされたラブホテルだった。


翔太「あそこはグループでも入れるぜ」

本当に今からいかがわしいホテルに連れ込まれることを実感して、佑奈はまたカラダが熱くなった。

心臓の鼓動が早い。

女1人に対して、男が4人という異様な組み合わせに通行人がチラチラと視線をこちらに向けてくる。


翔太「まだ酒足りないから、コンビニで買って行こうぜ」


翔太達は佑奈をコンビニの外で待たせて、各々酒をカゴに入れていく。


「佑奈ちゃんだいぶ、酔ってますね笑」

ニヤニヤしながら後輩が翔太に話しかける。

「コンドーム買ったほうが良いですよね」

「1番いいヤツ買っとけよ感度が全然違うからな」

後輩達は1番高い『極薄 ほぼ生!』と書かれた3個入りの箱を4〜5箱まとめてカゴに放り込む。

「そんなに買ってどうすんだよ笑」

「足りなくなるかもしれないだろ!やべえってあのカワイさ」

「マジで夢みたいだな」

男達は今から始まる事に胸の高鳴りが収まらなかった。
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