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美女の身影
第15章 裏切り
沙耶は大方の予想通り、飲みやすそうなカクテルを1杯半くらい飲んだところでかなり出来上がっていた。
誠が沙耶の肩に手を当て「大丈夫?」と顔を覗き込む。
沙耶「大丈夫だってっ笑」
沙耶はヘラヘラして明らかにアルコールの影響を受けていた。
沙耶の肩を掴む誠の手の動きを佑奈は目で追ってしまっていた。
佑奈はこの二人はどんな風に愛し合うのだろうとふと妄想してしまった。
自分も酔ってしまっているようだ。
友達のそんな姿を想像するなんて有り得ないと、すぐに断ち切ろうとする。
そんな風に友達を見たのは初めてだったので自分自身で驚愕する。
だが、封じ込めようとするほど次々と良からぬ妄想が湧き上がるように頭の中を駆け巡る。
佑奈は目の前の2人の唇を見て、2人がキスする光景を思い浮かべてしまう。
目の前に実際にいる人物で妄想することはかなり生々しかった。
体温が上昇するのがわかった。
これ以上アルコールを摂取するのは良くないと思いながらも、上がった体温を下げるためにグラスに口をつける。
グラスを口につけながら、沙耶の肩を掴んでいる誠の手から目が離せなかった。
誠が沙耶の肩に手を当て「大丈夫?」と顔を覗き込む。
沙耶「大丈夫だってっ笑」
沙耶はヘラヘラして明らかにアルコールの影響を受けていた。
沙耶の肩を掴む誠の手の動きを佑奈は目で追ってしまっていた。
佑奈はこの二人はどんな風に愛し合うのだろうとふと妄想してしまった。
自分も酔ってしまっているようだ。
友達のそんな姿を想像するなんて有り得ないと、すぐに断ち切ろうとする。
そんな風に友達を見たのは初めてだったので自分自身で驚愕する。
だが、封じ込めようとするほど次々と良からぬ妄想が湧き上がるように頭の中を駆け巡る。
佑奈は目の前の2人の唇を見て、2人がキスする光景を思い浮かべてしまう。
目の前に実際にいる人物で妄想することはかなり生々しかった。
体温が上昇するのがわかった。
これ以上アルコールを摂取するのは良くないと思いながらも、上がった体温を下げるためにグラスに口をつける。
グラスを口につけながら、沙耶の肩を掴んでいる誠の手から目が離せなかった。