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美女の身影
第15章 裏切り
沙耶「じゃあ二次会にしましょうね笑」

三人が沙耶のマンションの部屋に入ると沙耶はすぐに冷蔵庫を開けて缶チューハイを3人分取り出す。

誠「もうやめとけって」

沙耶「大丈夫!最悪自分ちだし、佑奈も泊まっててもいいよ?笑」

佑奈「誠くんいるし私は帰るよ?笑」

沙耶「まだ時間早いでしょー?ねっ、こんな組み合わせで飲むことそうそう無いよ?笑」

佑奈「ホントにちょっとだけだよ?」

誠「ごめん佑奈ちゃん。ホント自分のタイミングで帰っていいからね?」

佑奈「ううん、優しい彼氏で良かったね沙耶」

佑奈は部屋を見回した。
沙耶の部屋に来るのは初めてだ。

普通に女子大生の一人暮らしの部屋という佇まいで、小綺麗に片付いている。

沙耶「今日は楽しかったなぁ〜」

誠「なんでソファに寝転がるの?寝ちゃだめだよ?」

沙耶「寝る訳ないしー笑」

沙耶はそうは言っているが目が虚ろで寝てしまいそうだった。
佑奈は開けたばかりの缶チューハイを傾けて口に含んだ。

沙耶を寝かせない事に集中している誠の横顔を佑奈は何故かまじまじと見つめてしまっていた。

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