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美女の身影
第16章 玩具
翔太「何ボケっと立ってるんだよ、早く座れよ」
あまりにも予想外の美人がいて思わず固まってしまっていた和也は翔太の声でハッと目が覚める。
和也「おう、ごめんごめん」
和也は翔太の横の席に腰掛ける。
翔太はぎこちない和也の動きを見てニヤニヤとした視線を向けた。
「バッグこっちに置きましょうか?」
美女が和也が持っている大きなカバンを見ながら口を開く。
和也「いや、大丈夫です」
明らかに向こうが年下なのについ敬語が出てしまう。
こんなにガチャガチャしたものが入っているバッグを彼女の横の席に置いておくわけにはいかなかった。
「こっち空いてますから、良かったら置いてくださいね」
透明感のある声で緊張をほぐすような柔らかい口調だった。
「なに飲まれますか?」
美女は微笑みながらドリンクのメニューを和也の前にすっと差し出した。
細いスラッとした指先に光沢のあるマニキュアが丁寧に塗られた爪が印象的だった。
あまりにも予想外の美人がいて思わず固まってしまっていた和也は翔太の声でハッと目が覚める。
和也「おう、ごめんごめん」
和也は翔太の横の席に腰掛ける。
翔太はぎこちない和也の動きを見てニヤニヤとした視線を向けた。
「バッグこっちに置きましょうか?」
美女が和也が持っている大きなカバンを見ながら口を開く。
和也「いや、大丈夫です」
明らかに向こうが年下なのについ敬語が出てしまう。
こんなにガチャガチャしたものが入っているバッグを彼女の横の席に置いておくわけにはいかなかった。
「こっち空いてますから、良かったら置いてくださいね」
透明感のある声で緊張をほぐすような柔らかい口調だった。
「なに飲まれますか?」
美女は微笑みながらドリンクのメニューを和也の前にすっと差し出した。
細いスラッとした指先に光沢のあるマニキュアが丁寧に塗られた爪が印象的だった。