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美女の身影
第18章 流出
中里『なんか女子大生たちベランダの方に行ったんだが』
中里は自分の部屋のベランダに出入りする窓を開けていたため、隣家の窓が開かれる音と男女の話し声が聞こえてくるのに気づいたのだ。
『マジかよ!』『ヤラセ乙』『そこまでいくと嘘くせー』『追えよ』
など普通ではあり得ないような展開に疑念を抱くような書き込みが続いた。
中里は音を立てないようにゆっくりと部屋の窓までいく網戸越しに隣家のベランダの方を見る。
ベランダには隣家との仕切り板が設置されていて当然ながら向こうの様子は見ることはできない。
何か男女が小声で話しているのは聞こえるが、内容までは分からなかった。
中里は音を立てないようにゆっくりと網戸を開ける。スマホの音がしてしまわないように室内でカメラアプリを立ち上げて録画ボタンを押した。
自分が通れるだけの隙間を作ったら、体を横向きにして慎重にベランダの外に出た。
仕切り板のその向こう側に男女がいるのは間違いない。
中里は聞き耳を立てる。スマホのレンズを仕切り板の方に向ける。
「・・・・本当に、ここでするの・・・・?」
「大丈夫だって、ほら誰も見てないって」
「・・・・でも」
「いいじゃん・・・・」
「・・・・・ぁ・・・・・っ」
中里は自分の部屋のベランダに出入りする窓を開けていたため、隣家の窓が開かれる音と男女の話し声が聞こえてくるのに気づいたのだ。
『マジかよ!』『ヤラセ乙』『そこまでいくと嘘くせー』『追えよ』
など普通ではあり得ないような展開に疑念を抱くような書き込みが続いた。
中里は音を立てないようにゆっくりと部屋の窓までいく網戸越しに隣家のベランダの方を見る。
ベランダには隣家との仕切り板が設置されていて当然ながら向こうの様子は見ることはできない。
何か男女が小声で話しているのは聞こえるが、内容までは分からなかった。
中里は音を立てないようにゆっくりと網戸を開ける。スマホの音がしてしまわないように室内でカメラアプリを立ち上げて録画ボタンを押した。
自分が通れるだけの隙間を作ったら、体を横向きにして慎重にベランダの外に出た。
仕切り板のその向こう側に男女がいるのは間違いない。
中里は聞き耳を立てる。スマホのレンズを仕切り板の方に向ける。
「・・・・本当に、ここでするの・・・・?」
「大丈夫だって、ほら誰も見てないって」
「・・・・でも」
「いいじゃん・・・・」
「・・・・・ぁ・・・・・っ」