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美女の身影
第19章 エスカレート
佐々木尚久は高校時代の同級生だった。
佑奈や相田達之と同じく大学生になるタイミングでの上京組だった。


佐々木尚久に対しても高校時代に恋愛感情を抱いた事はなかった。


佐々木尚久は相田達之よりルックスがいい。
高校時代も彼女がいたし、今も誰かと付き合っていてもおかしくはない。


だが彼女がいることを話すことで、感情のストッパーになってしまう可能性を考えて佑奈はあえて彼女の有無を聞かないでおいた。


相田達之を誘った時と同じように、このマンションの近くの店を佑奈が予約し、もはや当たり前のように二人ともアルコールを摂取した。 


話してた内容は相田達之と会ったときと同じような内容だ。


お互い出来上がった頃に
「よかったらうちで飲み直さない?」となるべく平静を装って、佐々木尚久を部屋に誘った。
付き合ってもいない同級生を部屋に誘う事事態が佑奈からするとかなり不自然なことのように思えるが、佐々木尚久も二つ返事でオッケーした。


ーーーーーーーーーーーーーーー

ソファに横並びで座って缶チューハイを飲んでいると佐々木にキスをされた。

近づいてくる佐々木の顔はもはや自制心が効かなくなっている男の顔だった。

唇を合わせるだけのごく短いキスのあと、佐々木は唇を離して、佑奈の膝を撫でた。
そしてタイトスカートの中に手を差し込んでデリケートな部分を下着の上から撫でた。


佐々木「佑奈ちゃん、・・・・ホントにいいの?」


佐々木は本当に続けていいのかを探るかのように、こちらの顔を見つめて、下着の上からきわどい部分を指先で擦ってくる。


佑奈「はぁ・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・ん」


くちっ


くちっ


スカートの中から卑猥な水音が聞こえてくる。


前戯らしい前戯もしずにいきなり、そこを触ってくる佐々木の事をどうかと思ったが佑奈のそこはもう濡れてしまっていた。


あまりにも濡れやすくなってしまっている自分のカラダに驚かされる。


佑奈「・・・・・・・」

顔を見つめてくる佐々木の顔を、佑奈は見つめ返す。
佐々木を見つめる目がうっとりとした目になっているのは間違いなかった。



その目線が了解ととらえたのか、佐々木は再び顔を近づけてくる。


二人の唇が重なると佐々木の舌が口内になだれ込んできた。


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