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美女の身影
第6章 噂の美人
沢松健人は佑奈と小学校から中学2年まで同じ学校に通っていた。
家も近かった二人は母親同士も仲が良く、いつしかお互いの家を行き来する仲になっていた。
二人はお互い気が合ったようで、テレビゲームや映画、外でのスポーツなど様々なことをして楽しんだ。

中学生になってからはお互い部活が忙しくなり遊ぶ機会はなくなっていたが、学校内で顔を合わせると、しばし談笑をしていた。
お互い気を許せる友達のような関係であった。

中学3年になる時に健人の親が東京に転勤となり、健人も東京の中学校に転校することになった。

健人の引っ越しの日、佑奈は母親と一緒に健人の家まで見送りに行った。

健人と佑奈は口には出さないが二人とも寂しさを感じているのは間違い無かった。

健人「最後だな」

佑奈「うん」

健人「まあ、2度と会えなくなる訳じゃないから」

佑奈「うん」

健人「うん。しか言わないな笑」

佑奈「・・・うん。・・健人これ」

健人「ん?」

佑奈が渡したのは便箋に入った手紙だった。

佑奈「今まで色々と、ありがと・・。楽しかったよ。」

健人「・・・オレも楽しかったよ、ありがとう」



健人が親が運転する車に乗り込んだ。

健人「じゃあ元気で」

佑奈「健人も元気で」

佑奈は最後は天真爛漫な笑顔で健人を見送った。
佑奈は車が見えなくなるまで手を振り続けた。



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