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美女の身影
第20章 宴会
柿内は日本料理屋のカウンターで食事を嗜んでいた。
隣の席にはあの女性営業の藤崎美彩がいた。


柿内は商談の最後に、「今日この後の予定は?」と美彩に尋ねた。


藤崎美彩からの返答は「特にありません。会社に戻るだけです」というものだった。


柿内はできるだけ平静を装って、藤崎美彩に今晩食事に行かないか?と誘ったのだ。
「これからのビジネスの話がしたい」と謳い文句を添えた。


美彩は一瞬返答に詰まったが、口元に笑みを浮かべて「是非お願いします」と返事をした。
ビジネスの話がしたいと言えば断れないだろうと柿内は踏んでいたがその通りになった。


その場で店を予約し、集合時刻を決めて2人は一旦解散した。


柿内の心は弾んだ。
先に店に到着し、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
程なくして藤崎美彩がやってきた。
「お待たせしました」と申し訳なさそうな表情で頭を下げる。
彼女がいるだけで店の中が華やかになったような気がする。

美彩を隣に座らせて乾杯をした。
まずはビール、その後は日本酒だ。

この美人と並んで飲んでいるだけで誇らしかった。
他の客がチラチラと美彩の事を見ているのに気づき、柿内は内心勝ち誇っていた。

美彩はお酒は強くないと言いつつも、ある程度日本酒もいけるようだ。

美しい横顔は勿論、その下の胸の膨らみにも柿内はチラチラと視線を落とした。

商談室の時より近いのでより美彩の香水の香りを感じる事ができた。


美彩がトイレに立った時に柿内は周りを確認してから彼女が座っていた椅子の座面に掌を置いた。
彼女の温もりを感じる。
掌でゆっくりとその部分を撫でた。


その体温の生々しさに、いやらしい感情がこみ上げてきた。
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