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美女の身影
第6章 噂の美人
佑奈「今でも信じられないな」

健人「ん?何が」

佑奈「こうやって健人と歩いてるのが」

健人「なんだそれ笑」

佑奈「昔は私の方が背が高かったのにね笑」

健人「ユウナは小学生の時からデカかったもんな」

佑奈「失礼だなぁ・・・笑」


二人はパソコンの講義が行われる部屋に到着し指定された席に座る。
二人の席は隣同士であった。

講義が始まるまであと10分位時間があった。

健人「ユウナさ・・・」

佑奈「ん?なに?」

健人「土日とか何やってるの?」

佑奈「友達と遊んだりとか、あと・・・バイト・・とか、かなぁ」

佑奈「・・・なに?笑」

健人「いや、もし空いてる日あったら東京案内してやろうかなと思ってさ」

佑奈「案内って・・笑」

健人「なんだよ?」

佑奈「うんん、言い方がシブいなって思って」

健人「シブいってなんだよ」

佑奈「ふふっ、うん。案内よろしく」

佑奈はにっこりと笑うとスケジュールを確認するためバッグの中から手帳を取り出した。

健人「オッケー。任せとけ」

佑奈「おっ、自信家ですねぇ。・・・あっ、土曜日空いてる」

健人「今週?」

佑奈「うん今週」

健人「あさってじゃん」

佑奈「あとは、けんとに任せる!笑」

長坂佑奈は口元に笑みを浮かべながらスケジュール帳の余白になっていた土曜日の欄に予定を書き入れていた。


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