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美女の身影
第21章 夢中(序盤)

「達之、今晩も佑奈ちゃんとその、ヤルの?」
達之「なっ・・・流石に今日は無理だよ。というかホントに前回は事故みたいなもんで・・・」
「いや、佑奈ちゃんなんかでも飲むペースが早くて、良い感じに出来上がってるじゃん」
確かに長坂佑奈はこっちが少し心配になるくらいに、いいペースでサワーやカクテルを注文していた。
まるで自分から酔いにいっているかのように
「佑奈ちゃんと付き合ったりしないの?」
達之「付き合うのは絶対無理だ。自分でも全く釣り合ってないって分かるよ・・・長坂さんもそんな気は一切無いと思う」
「あれは今日もイケそうな雰囲気だけどなあ」
達之「いやいや・・・」
「達之が付き合う気ないなら、俺らみんな平等にチャンスがあるってこと?w」
「いやいやwここにいるメンバーは付き合える可能性はゼロだろw」
「・・・じゃあさ・・・おっぱい見るだけとかだったらワンチャン?」
「おっぱい見せてもらえるってどんなシチュエーションだよw」
「そこはさ、達之のノウハウを伝授いただいてだな」
達之「おいおい、あんまり変な事するなよ・・・」
達之は高校時代のマドンナなんだぞと最後に付け加えたかった。
「決まり!今日の最終目標は佑奈ちゃんにおっぱい見せてもらう事!」
友人の1人がそう高々に宣言したあと、全員の視線がその友人の背後に向けられていた。
トイレから戻った佑奈が彼の真後ろに立っていた。
長坂佑奈に「おっぱい」と言う単語を聞かれたのは明白だった。
余りにも完璧に聞かれ過ぎていて、言い訳の言葉すら発する余地がなかった。
だが佑奈は男達の気まずさを他所に、ふふと笑いながら、「なんか、あの・・・すごいセリフが・・・笑」
と言いながら達之の隣の席に戻った。
その卑猥な言葉を発した本人を少し睨み付けて、いたずらっぽく
佑奈「・・・見せられませんから・・・笑」
と言った。
その余裕のある対応は同世代の男達など簡単に掌の上で転がされてしまうくらい妖艶だった。
達之「なっ・・・流石に今日は無理だよ。というかホントに前回は事故みたいなもんで・・・」
「いや、佑奈ちゃんなんかでも飲むペースが早くて、良い感じに出来上がってるじゃん」
確かに長坂佑奈はこっちが少し心配になるくらいに、いいペースでサワーやカクテルを注文していた。
まるで自分から酔いにいっているかのように
「佑奈ちゃんと付き合ったりしないの?」
達之「付き合うのは絶対無理だ。自分でも全く釣り合ってないって分かるよ・・・長坂さんもそんな気は一切無いと思う」
「あれは今日もイケそうな雰囲気だけどなあ」
達之「いやいや・・・」
「達之が付き合う気ないなら、俺らみんな平等にチャンスがあるってこと?w」
「いやいやwここにいるメンバーは付き合える可能性はゼロだろw」
「・・・じゃあさ・・・おっぱい見るだけとかだったらワンチャン?」
「おっぱい見せてもらえるってどんなシチュエーションだよw」
「そこはさ、達之のノウハウを伝授いただいてだな」
達之「おいおい、あんまり変な事するなよ・・・」
達之は高校時代のマドンナなんだぞと最後に付け加えたかった。
「決まり!今日の最終目標は佑奈ちゃんにおっぱい見せてもらう事!」
友人の1人がそう高々に宣言したあと、全員の視線がその友人の背後に向けられていた。
トイレから戻った佑奈が彼の真後ろに立っていた。
長坂佑奈に「おっぱい」と言う単語を聞かれたのは明白だった。
余りにも完璧に聞かれ過ぎていて、言い訳の言葉すら発する余地がなかった。
だが佑奈は男達の気まずさを他所に、ふふと笑いながら、「なんか、あの・・・すごいセリフが・・・笑」
と言いながら達之の隣の席に戻った。
その卑猥な言葉を発した本人を少し睨み付けて、いたずらっぽく
佑奈「・・・見せられませんから・・・笑」
と言った。
その余裕のある対応は同世代の男達など簡単に掌の上で転がされてしまうくらい妖艶だった。

