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美女の身影
第21章 夢中(序盤)
あまりにも刺激的な姿を見せられて、男達が次のアクションを起こせないでいると、佑奈がベッドの上で起き上がった。


佑奈「・・・恥ずかしい・・・」


女の子座りで股間に手を挟んで男達の視線を遮る。
手首を拘束されながらも、腕と手で胸と局部の際どいところをうまいこと隠しながら、男達に言った。


佑奈「それに・・・・・・」


「・・・それに?」


佑奈「・・・・避妊具はあるの?」


そう言われて見れば、ただの飲み会の予定だったのでコンドームなど持ち合わせていない。


もし今持っているとしたらここの家主だけだ。
皆で家主の沖村の方を見る。


「前、先輩にもらったのが1個だけ・・・」


沖村はデスクの引き出しから、コンドームを取り出した。確かに1つしかない。


佑奈「それだけ・・・・・・?さすがにみんなしてほしい・・・」


恥ずかしそうな表情で皆の顔を見ながら佑奈が言った。


「それって・・・・」


逆を言うと、コンドームさえつければ性行為をしてもいいと言う事か。


佑奈「・・・・・・」


佑奈は肯定も、否定もしない。


佑奈「相田くん・・・・?」


佑奈が達之の方を見る。


達之「ん・・・・?」


佑奈「ちょっと・・・・」


佑奈は皆の前では言いにくそうな素振りを見せる。
達之は緊張しながらも裸体の佑奈の顔に耳を近づけた。


そして耳元で佑奈が囁く。


佑奈「相田くん・・・絶対内緒にしてね・・・・?」


達之は、間髪入れず うん と頷いていた。


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