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美女の身影
第6章 噂の美人
将起「あの日以来ずっと、ユウナちゃんの事考えてた」
ーーあの日ーー
佑奈の頭の中に、将起とのセックスの記憶が鮮明に蘇ってくる。
今目の前にいる将起はあの時は全裸で、佑奈自身も裸であった。
ー付き合ってもいないのに私の恥ずかしい姿を見た男が目の前にいるー
佑奈は思わず赤面する。
将起の真っ直ぐな視線から目を反らした。
将起は佑奈の視線を追うかのように、片手を伸ばし佑奈の膝の上に手を置いた。
佑奈はさっきの店の物置での事を思い出す。
握らされた将起の陰茎の感触を掌は覚えている。
佑奈はもはや羞恥のあまり将起の方が見えなくなってしまった。
将起は耳を赤くしている佑奈の顔に自らの顔を近づけた。
そして正面のカウンターの方を見ている佑奈の唇に将起は再びキスをした。