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美女の身影
第24章 危険な誘惑(1)
佑奈「すみませんでした」


歯磨きを終えた佑奈が爽やかな笑顔でペコリと軽く会釈し部屋に戻ってくる。


今まで以上に佑奈の姿をみるだけでドキドキしてしまう。


黒井も歯磨きをするため廊下に出るとさっき仲居が出た後で扉が施錠されて居ないことに気付いた。
黒井は扉に近づくとゆっくりと鍵を施錠した。
本来鍵をかけるのは当たり前のことだが、なぜか後ろめたい気持ちになる。


洗面台の前には佑奈の歯ブラシがコップの中に差し込まれていた。


そんなものを見るだけで黒井は呼吸が荒くなりそうになった。
自分の歯ブラシを開けて、歯磨き粉をたっぷりと塗って口の中に突っ込んだ。


いつもより念入りに歯ブラシを動かす。
時間をかけて歯一本一本をブラッシングしていく。


歯磨きが終わるといつもより多く水でうがいをした。
普段は気にならない薄っすらと残った歯磨き粉の味が気になる。


洗面台に置かれた置き時計の時計を見るとまだ19時半を回ったところだった。


普段だったらまだ就寝しない時間だ。さすがにまだ眠気はない。


部屋に戻ると佑奈が部屋の隅で荷物の整理をしていた。
バッグの中に衣類をしまったり、スキンケア製品をしまっているのだろう。


佑奈は黒井が戻って来たことに気づくと優しい笑みを浮かべて口を開いた。


佑奈「歯磨き粉からくなかったですか?」


黒井「た、確かに・・・!からかった」


佑奈「ですよね ミント強めみたいな笑」


黒井「わかる・・・!」


佑奈「たくさんうがいしちゃいました。あっ、布団どっちにします?」


黒井「えっと、俺はどっちでもいいよ」


佑奈「じゃあ私こっちでもいいですか?」


佑奈はさっき整理していたバッグに近い方の布団を選んだ。


佑奈「横になってみていいですか?」


黒井「もちろん」


黒井の目の前で布団に仰向けで倒れ込む佑奈。

佑奈「わっ、気持ちいい」


佑奈が仰向けで寝転ぶと彼女の胸の膨らみが強調されて、ボディラインが浮き出てきた。
それだけでなく浴衣の裾からスリムな脚のふくらはぎが姿を現す。


黒井は見てはなるまいと急いで佑奈から目線を反らした。


黒井「・・・もう寝る?電気消そうか?」


佑奈「・・・いえ・・・まだあまり眠くなくて、消さなくて大丈夫です」

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