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第1章 ゆきずり①道端

僕が彼女が歩いているのに気づいたその時、彼女も僕が歩いているのに気づいたようだ。

次の瞬間、彼女が、Ｔシャツのすそを両手指でつまみ、めくり上げた。
「え？」
彼女の幼いおなかが、見えた。

彼女は、Ｔシャツをめくり上げたまま、僕にずんずん近づいてくる。
彼女のおなかが、くっきりと僕の視界に飛び込んできた。

やがて、互いの精緻な姿を視認できる距離に、縮まった。
「うわ？」
僕は、どきん！とした。
彼女は、おなかだけでなく、下乳が見えるくらいまでＴシャツをめくり上げていたのだ。
僕の視界には、服で覆われているときには膨らんでいないと思っていた彼女の胸が、けっこう膨らんでいてプルプル揺れている状況が映り込んでいた。

彼女が僕の顔をじっと見ているのに気づいた僕は、彼女のおなか、そして下乳からさっと目をそらした。

やがて、彼女と僕は、ぐぐっと近づいた。