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sweet / 狂おしく咲く椿
第4章 初恋のため息
少しすると何やら外から声が聞こえてきた
「何⁈ 何なのッ⁈ ついてこないで‼」
「あなたこそついてこないで下さい‼」
ひょこっと窓から顔を出しその会話の方を見た。
二人とも綺麗な黒髪を揺らし、横に並んで競争でもするように早足で花屋の方へ近づいて来る。
椿さんとサクラだ…
椿さんは淡い藍色の和服を装い片手に和紙の紙袋を下げている。
一方サクラは 大きなつばの帽子を深く被り片手に某有名菓子店のファンシーな袋を下げている。
何だかよくわからないけど、この二人似てるなぁ…
窓の淵に肘をつき、苦笑を浮かべる
すると、サクラが窓辺の私に気がつき、手を振った。
椿さんも負けじと 凛さーん、と可愛らしい無邪気な笑顔で私を呼んだ
「何⁈ 何なのッ⁈ ついてこないで‼」
「あなたこそついてこないで下さい‼」
ひょこっと窓から顔を出しその会話の方を見た。
二人とも綺麗な黒髪を揺らし、横に並んで競争でもするように早足で花屋の方へ近づいて来る。
椿さんとサクラだ…
椿さんは淡い藍色の和服を装い片手に和紙の紙袋を下げている。
一方サクラは 大きなつばの帽子を深く被り片手に某有名菓子店のファンシーな袋を下げている。
何だかよくわからないけど、この二人似てるなぁ…
窓の淵に肘をつき、苦笑を浮かべる
すると、サクラが窓辺の私に気がつき、手を振った。
椿さんも負けじと 凛さーん、と可愛らしい無邪気な笑顔で私を呼んだ