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第4章 初恋のため息

抵抗しようと思ったがそれは遅かったみたいで…

私の唇を奪い昨日より深く甘いキスをしてきた。
サクラの挑戦的な視線は椿さんの方を見ている。
椿さんはどうする事もなくびっくりした顔で私たちを凝視していた。

サクラの舌は私の口内をゆっくりと生き物のように這い回る、凄く心地のいいキスだった…

こんな綺麗な女性だからだろう、男性経験は多いはずだ。

いろんな事を考えすぎて、抵抗するのを忘れた私は無防備に口を閉じる事もなく、サクラの接吻を受け入れていた