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sweet / 狂おしく咲く椿
第2章 御曹司
次の日、椿さんは開店早々に来てくれた

「早く凛さんに会いたくて…、迷惑でしたか?」
眉を下げ申し訳なさそうにそう言う。

な…このセリフは何なんだ…。

その言葉に自然と頬が色づくのがわかった。

「迷惑だなんて…‼ そっそ、そんなことより今日は何をお探しですか?」

パタパタと火照る顔を扇ぎながら話を逸らす。

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