この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瑠璃色
第2章 誤解


「なぁ・・・ちょっと聞いていい?お前って彼氏って
いないの?」
「はぁ?私? ププッ…ねぇねぇ、間近で見て、私に
彼氏がいるように見える?」

「そーだなー・・・正直・・・見えねー ハハハッ」

バシッ!

「イテッ・・・ハハッ・・・お前、イテーよ!」
「あんたの言い方よ…もう少ーし、何て言うの?ほら
オブラートに包んだような言い方。
可愛い乙女に向かって、それ位出来ないの?
…ったく クスクスッ…で? そっちはどうなのよ…」

「あっ、俺?・・・いるように見える?」
「んー…見える! 普通に見えるけど?」

「プッ・・・何だよそれ。俺は・・・振られた ハハハッ
大失恋ってとこかな・・・」
「大失恋かぁ…私なんか…」

「えっ? 何?」
「ん?…何もない」

「なぁ、途中でご飯食べようぜ!」
「うんっ、そうしよう、そうしよう!!」

彼氏…何気ないワード…
少しは忘れられてきたかなと思ってたけど…
やっぱり思い出してしまう。

どうしたら忘れられるかな…?
どうしたら記憶を抹消できるのかな…?
私はいつまで、あの事を思い出すんだろう…。




/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ