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瑠璃色
第2章 誤解


「・・・オイッ・・・キイテルカ・・・?」
「……」

「コラッ!お前なー・・・」
「ハッ…えっ?…ゴメン、ゴメン…」

「お前、何だよボーッとして・・」
「ついつい…悪い ハハハッ…」

「ったくよー・・・で?何食べる?」
「そう言えば、お腹空いたね…せっかくだから
ゆっくり食べられるとこがいいなー…」

「プッ・・・何だよ、そのザックリ感・・」
「ヘヘヘッ…んー、何でもいいよ」

「結果、それかよ!」
「「ハハハッ…」」



寮へと向かう帰り道…

「今日は早い時間から付き合ってくれて、ありがとう
な!」
「私の方こそ、誘ってくれてありがとう!本当、助か
ったよ…フフッ…」

「何だよ、その笑い・・」
「イヤッ、何かさ…男友達っていいよね!気楽で、肩
に力も入れなくていい…ホント、いい奴が同期でよか
ったなって思ってさっ。」

「それはどうも!」

もうすぐ、寮のマンションに辿り着こうとした時
薄暗い中、マンション前で動く人影…

「あっ…ヒデッ…あっ…」
「えっ?・・・アヤ?・・・お前、何やってんの?」

あっ…もしかして、いないって言ってたけど…
彼女さんかな?

「あっ…うんっ…ごめんね、突然…いや、あの…」

何かを渡し、私に向かって

「あの…すみません、私っ…ヒデの幼なじみなんです
…ごめんなさい突然…
じゃ、私はこれで…失礼します ペコッ」

バタッ、バタッ、バタッ…

急ぎ足で逃げるようにこの場を離れて行く彼女。
何か引っかかるよ、だって…彼女…




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