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瑠璃色
第3章 恋愛の神様


GW明け、今日から仕事もスタート。
だけど、私の頭の中は…あの日の光景が、ずっと残っ
てる。
そして、私の心の声が何度もくり返す

どうしよう…
どうしよう…
どうしよう…

淵上を見れば、心ここにあらず。
ボーッと、遠くを見ている感じ…

「ハーッ…」ギュッ…

本当にどうしたらいいんだろう

「川崎…ちょっといいか?」
「…あっ…はい…」

教育係の先輩である、直人さんから呼ばれ奥の部屋に
入る。

「なぁ、お前ら二人何かあったのか?」
「えっ…イッ…イヤッ…」

きっと、私達の様子がおかしいって心配してくれてる
んだ。
どうしよう…もう、どうしたらいいか、わかんない…

「…何もないならいいんだ。ちょっと気になったから
さっ…川崎…本当に大丈夫か?」
「直人さん…私っ…どうしたら…」

GW、二人で買物に出掛けて、寮に戻った時にあった
事を話した。
私の話を真剣に聞いてくれる直人さん。
涙が出てきて、止められない私に

「大丈夫、心配すんな!」

直人さんの言葉に、どんどん心が落ち着いていく
少しずつ不安がなくなっていく…




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