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瑠璃色
第3章 恋愛の神様


「地元で何かあったのか?それで、こっちに就職した
のか?」
「…そう…ですね…色々と…ハハハッ… 話せば直人さん
引きますよ!私、一人で強く生きていこう!って、自
分自身に誓ったんです…それが…いいんです フフッ…」

「イヤッ、だけどさ、お前の両親だって寂しいはず
だぞ!たまには、帰ってあげないと…」
「あっ…実は、私が高校生の時に母が亡くなって…
父は、先月再婚したんです。継母のお腹には、私の
弟か妹がいます…この年でお姉ちゃんになるんですよ
クスクスッ…可愛いだろうなぁ…」

「川崎…」
「私、嬉しいんです!母は亡くなる前、ずっと父の
心配ばかりしてて、再婚するように背中を押してあげ
てって…私に言うのはそればっかりでした。
本当によかった…これで私も安心です。 フフッ…」

「何だよ、全然引く話じゃないじゃないか!」
「あっ、引くのはこの事じゃないんです…直人さんに
は、知られたくない…かな 笑」ギュッ…

「そんなに言い難い事か?あんまり強引に聞く事出来
ないしな…だけどさ、辛い事あった時は、俺を頼って
くれよ」

「クスクスッ…ありがとうございます。
早い話、男を見る目がないって事です…なかなか難し
いです、私には。

だけど、淵上と出会って、同期っていいなって思いま
した。男友達っていいなって。
気を遣わず、付き合っていける存在がいるっていいな
って。私達は、同期で同志みたいなものです。
だけど…あの時の、あの人はやっぱり…淵上の…」
「秀の?…」




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