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瑠璃色
第3章 恋愛の神様


ピピピピッ…ピピピピッ…

「ンッ…イッターイ…ウッ…ウッ…」

頭が…痛い…ハーッ…ヤバイ…
鉛みたいな体を起こし、ベッドから立ち上がる
早く、準備しなきゃ…

スタッスタッスタッ…

うわっ…マジ?…酷い顔…
目は腫れてるし、顔は浮腫んでるし…
取敢えず、ギリギリまで目を冷やそう


バタバタ…ドタバタ…
ガチャ…

「おぅ、おはよ・・・ってお前、何その顔?」
「ハハハッ…やっぱりすごい?…かなー?」

「・・・って、すごいってもんじゃないだろ!どうし
たんだよ・・・」
「…ちょっと飲み過ぎた」

「・・・大丈夫か?」
「うんっ」

「今日頑張れば明日は休みだから、少しの辛抱だ・・
俺もフォローするから!」
「淵上…ありがとう 笑」


「「おはようございます!」」

よかった…今日は淵上が一緒に出勤、助かった。
一人だったら集中して見られるから、きっと、すぐに
バレたかも…
先に淵上が入ってくれたから、どうにかみんなの目は
淵上にいったみたい。
だけど、その後すぐ

「おはようございまーす!」

あっ、直人さんだ…
私は下を向いたまま

「おはようございます…」

スタッスタッスタッ

「おぅ、今日も元気か?」

頭をグシャグシャとされ
笑わなきゃ…笑わなきゃ…

「はい!バリバリ元気です!!」

顔を上げて言う私の顔を見て、直人さんは…固まった




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