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瑠璃色
第5章 決断


今日は、久々に一人で帰宅。
最近、毎日のように淵上と帰ってたもんなー…
淵上、今日は飲み会かー…あいつも忙しいよね。
まっ、若いから体は大丈夫か!
さて、私は帰ってゆっくりしよう…

「お疲れ様でした!」

直人さん、電話中…まっ、いっか!
挨拶をし外へ。

「さむっ…」

今年も残り約10日、あっという間だったなー。

カツッ、カツッ、カツッ、カツッ…

「おいっ!」

歩き出した途端、声を掛けられ、振り返れば…

「えっ…何で?」
「やっと一人になったなぁ…あの日から、ずっと見て
たけど、お前の横には、必ず男がいたもんなー…
なぁ、もしかして、アイツって彼氏?」

不敵な笑みを浮かべ現れた男。
どうしよう…話しなんかしたくないのに…

「なっ…何か、用ですか?」
「用?…まー、あるっちゃーあるな…報告…かな?」

「報告?」
「俺さぁ、担当外されたんだよねー…って言うかさ
会社の信用なくしただの、社会人として何だかんだと
こっぴどくやられてさぁ…俺、会社辞めさせられそう
になったんだぜ…これ、全部お前のせいだから!」

「えっ? 何で?」
「まさかさ、お前…俺の事、追いかけて東京出てきた
の?超、気持ち悪いんだけど」

「私、知らなかった…東京で就職してるなんて、全然
知らなかった…知ってたら、こっちには来なかった」
「まー取敢えず、昔のお前の話、あの二人に教えとい
たから ハハハッ…」

「えっ?…どういう事?…」
「何?何?聞いてないの?ウケる…だいたいさ、お前
超目障りだから!お前に会うと、いい事まったくない
っつーの…マジで、勘弁してくれよ」

「……」





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