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瑠璃色
第6章 お互いの気持ち
「うわっ…きれい…これって…」
「うんっ…お前、その石好きなんだろう?」
「えっ…何でわかったんですか?」
「言ったろ?どんだけお前の事見てると思う?って」
「//////」
「気に入ってくれた?」
「はいっ/////…すごく。
私の名前って、この石の名前なんですよ!
ラピスラズリ…母が亡くなる前に、このブレス、私に
くれました。ずっと、私を守ってくれた石です。
辛い事があっても、必ず幸せになれるからって、必ず
この石が守ってくれるからって…
本当にそうだって、今日思いました。本当にありがと
うございました。
だけど、私がもらっていいのかなって…」
「なぁ…ひとつ、聞いていいか?」
「はい?」
「お前…秀が好き…なんだよな?」
「ん?…えっ?…私が…淵上を…です、か?」
「…うんっ」
「プッ…ハハハッ… 淵上には、ちゃんといますよ!」
「いやっ…だから…その…あいつに好きな奴がいる
のは知ってるんだけど…
だけど、あいつが好きなんだろう?」
「あのー…それって…誰か言ってたんですか?」
「いやっ…お前を見てて、そうかな?って…」
「アハハハッ…直人さん、それ、ありえません…だって
私…あっ…イヤッ…/////」
「だって何?他に…誰かいるのか?」
「それは…/////」
「そいつの事はやめろ!」
「えっ…何でですか?何でそんな事言うんですか?」
「俺が…困るから…」