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瑠璃色
第8章 2人の時間


「ねぇ、淵上ももうすぐじゃん…どんな感じ?
私も、すっごい楽しみなんだよねー。
彼女さん、きっと、ビックリして泣くんじゃないか
なぁ…出来る事なら、私も参加したい位よ!」

幸せな二人を見られるんだもん、きっと、それだけで
私も幸せな気持ちになれるよね。

「おっ!何なら来るか?だけど、せっかくの連休…
お前らデートしないの?」
「はっ…/////」

そうだよ…私は、初めてのお泊まり!
いきなり話しを振られて、上手く反応出来ず…

「おいおいっ、何、その反応・・・お前、顔に出過ぎ
だって ハハハッ
はいはいっ、もう言わなくていいよ・・・お前も
ガンバレヨ!!」
「/////…明日って、朝イチだっけ?」

「そうそう、だから、帰ったら速攻寝る」
「確かに! それが一番だね…くれぐれも、気を付け
てね、寝坊するんじゃないよ!休み明け、あんたの話
楽しみにしてるから。
あんたのニヤケた顔見るのは、ムカつくかも知んない
けどさ…」

「おう! お前も楽しい週末を!じゃ、お疲れ!!」
「うん、お疲れ様ー」

直人さんを見れば、まだデスクワーク…
私は、ゆっくり片付けをしながら待つ。

「ヨーシ!」

その言葉に、直人さんの方を見れば、伸びをし、首を
回し、凝りをほぐす姿。
その瞬間、目が合うと、笑って頷き「行こう!」って
合図…/////




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