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瑠璃色
第9章 光が消えた時


「おぃ・・・おぃ・・・川崎っ!!」
「…えっ?…あっ…ど、どうした?何?」

「お前、ちょっと顔色悪いぞ・・・大丈夫か?」
「あっ…うんっ、大丈夫!ハハハッ…大丈夫だよ…」

「川崎・・・今日は一緒に帰ろう!無理すんな!!」
「本当、心配性…フフフッ…」

「いいか!待っとけよ!!」
「ありがとう…そうだね クスクスッ… じゃ、今日は
久々、一緒に帰ろう…」

ハーッ…何か、気持ち悪い…
早く、帰りたい…もう、何が何だかわかんなくなって
きた…
あと少し、頑張ろう…明日は休みだから、ゆっくり
出来るよ…


ガチャガチャ…バタンッ…

フーッ…どうにか家に帰って来れた。
心配してる淵上には普通を装い、ここまで無心で…
どうにか頑張って帰って来た。

そして私は、トイレに直行!
オェ…オェ…うっ…うっ…

もう、何が本当で、何が嘘か…わかんなくなってき
ちゃった。
何で、あの子と二人で飲みに行くの?
何で、言ってくれなかったの?
何で、何で…私じゃないの?

私と無理して、付き合ってたの?
無理して、抱いてたの?


もう…何もわかんない…




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