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瑠璃色
第10章 愛の救世主
ビジネスホテルから職場へ…
なんだか、出張してる気分! クスクスッ…
今日からイメチェン…みんな、ビックリするかなぁ
さすがに、思いっきり泣くと…うん、なかなかスッキ
リするもんで…ハハハッ…なんか、頑張れそう!
今日は、直人さん誕生日。
渡す物はちゃんと持ってきた…しっかり渡さなきゃ!
会社に着くと、すでに来ているスタッフがビックリ
している。
「どうですかね?」
と、言う私に…
「うんうん、似合ってる!」「いい感じ!」
みんな、気を遣ってる?ハハハッ…
「ヘヘヘッ…有難うございます!」
ちょっと、照れちゃうな////
だんだん増えてくるスタッフ。
やっぱり、みんなビックリしてる?
そして二人…直人さんと淵上は、目が点…
「お前・・・どうして・・・」
「イヤーッ、なんかサッパリしたくてさ ハハハッ…」
「だからって、ショートにし過ぎじゃねーの?」
「いいの、いいの クスクスッ…私、長い髪似合ってなか
ったかも…これ位が私らしいんだよ、きっと…」
「なぁ・・・お前、ネックレスは?」
「えっ?…あー…うん、持ってるよ…」
「何で、着けてないの?」
「んー…私には、似合わないから…」