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リップ・エレクト【完結】
第1章 女上司はタラコ唇~~💖
至極のカラダ



”これは…!まさに、マシュマロボディーとはこのことだって…”


風間トシヤの右手3本の指は、中原アキの濡れた股間に呑み込まれていた‥。
根元まですっぽりと…。


彼女のむっちりした上体は弓のようにのけ反り、やや甲高い喘ぎ声と合わせるかのように、腰を艶めかしく前後左右させている。
恍惚の表情を浮かべ、激しくでもゆっくりでもなく、微妙な非反復を交え
て…。
トシヤの目にはなぜか、奇妙な生き物の泳ぐような動作に映った。


”思った以上にエロいわ、このオンナ…、唇だけじゃなかったし‥”


アキの裸体を左側から抱きかかえるような格好で半腰を上げ、彼女を上から見下ろしながら胸の中でそう呟いていた。
無論、パンツの中のモノはギンギンに膨らませて…。


***


「課長…、アナタは年長者なのに、一人で快感に浸ってパートナーにはお預けですか?アナタのいつもの口癖、”周辺への気配り”はどうしたんですか?自己勝手な方便だったんですか?…課長、部下の目をしっかり見て答えて下さいよ」


彼は”こういう場”においては、実に意地悪だった。
実際、職場に於ける直属の女上司・中原アキも思わず、その豊満な胸の内で叫んでいた。


”この、イジワルー!!”と…。


***


彼は常に、上司の胸中が読み取れた。
それは”ここ”でも一様だった。
風間トシヤは女上司の”訴え”を正確に受け止め、目線で返した。


数秒してオンナ課長の”休んでいた”右手は、6歳年下であるイケメン部下の股間を握っていた。


「課長…、それじゃあ、触れてるだけだ。そんなもんで、感じますか?何、ウブな淑女ぶってるんです!いい年して、ベッドで猫かぶるのはやめてもらいたいですね…」


当年36歳の中原アキは、その挑発の言にモロ、反応した。


「わかったわよ!それなら、これでドーよ!」


「ううっ…」


アキのペース・オブ・チェンジのギアアップはその右手に即、伝達された。
すなわちそのビジュアルは、一目瞭然‥、高速手コキ…。
ズバリ、それだった…。




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