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第4章 過去の女と後輩

晃「ここはいくつか優秀なゲームアプリがあってゲームならここ…仕事とか日常的に便利なアプリだとこことここ…あとはすぐに利益にはならないかな…研究中の試作を繰り返して良さそうなのをモニターを雇っている感じでここはマジで難しいと思う…やるならゲーム…」

元「ゲームか…今だと漫画やアニメと連携したものでも1割も生き残って無いだろう？」

晃「ああ…その点は問題無いんですよ…」

そう言ってカラクリを説明する…

修「晃…研究中のやつで内容が明確な事業で且つ需要があるやつを3つリストアップしてくれ…それとゲーム関係は今押したやつに絞って徹底的に調べてくれ…」

晃「えっ…研究中のを？でも説明した通り利益が…」

修「わかってる…IT関連で即物的な利益が上がるところに用は無いさ…唯一可能性があるのはゲームだけ…携帯とパソコンそれぞれの普及率と機種やバージョンでダウンロードが変わるだろう？そこら辺ももう少し調べて対応する為に必要な経費など詳細を出せ…お前一人じゃ厳しいなら元も俺も動く…あと不動産でファミリータイプのマンションも利便性重視で数か所見積ってくれ価格は…一件8千万を越えないやつで築浅か新築マンションを…」

修「元…悪いけど各銀行の融資担当と接触してこのビルを担保に出せる金額を調べてくれ…購入諸々でここに4億に足りない程度だったろ？減価償却分を差し引いても3億ちょっと…担保融資で2億5千万以上出せる銀行を…無ければ最高額を…」

元「おいおい…どうするんだよ…」

修「決まってるだろう？お前…まさか…ずっと働くつもりか？俺もお前もパソコン一台有ればそれなりに会社を経営しなくても生活には困らないが…水物だから安全性を取る為に今必要な会社を買収した…今の二つはそれぞれ多少の手入れで勝手に利益が俺達に来る…出来れば35歳で仕事は引退…あとは収益で事足りるようにする…勿論このビルを担保にするかはまだ決められないが今俺達が使っている二階フロアとガレージ…テナントに出しても十分優良物件だ…居住区もな…全て賃貸に出してその利益と他の利益を合わせて必要経費を差し引いた残りを俺達で三等分…月100も有れば十分だろう？このビルは利益がある内はそのままで3ヶ月続けてマイナスに転じたら売却精算…」