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楽園コーポレーション
第7章 藤崎蓮と隆
自分はそれが嫌でさっさと1人暮らしが出来る大学を受けたのだから…

隆「…それで大学時代の友達の連絡先が無かったんだ…パソコンもそうだったし…」

修「悪いな…色々と親御さんが知ったら嫌なこともあるだろうと知らせが来た時にまだ学生だった晃に不都合な物で家族が知らないモノは回収するよう頼んだ…この携帯はあの日実家に帰るつもりだったから俺達の元にあって知らせは病院から大学に大学から家族に連絡がいって大学に来た連絡で知った晃が知らせて来た…」

隆「なんで晃さんはそれを知ったんです?普通そんな事教えてくれませんよね?」

修「蓮に用事があって連絡したら俺が出たからな…持ってた携帯は電源が切れてて…困って晃が大学に問い合わせに来てたんだよ…それで分かったらしい…あの時の晃は凄かったぜ?蓮と良く一緒に居たからな…連絡が来た時も支離滅裂で泣いて何を言ってるかも分からないし結局元と2人で大学の晃のところに行って半狂乱になった晃を殴って落ち着かせてから蓮の部屋に行かせた…元が付いて行ったが…」

当時隆が知らない事を知っている修はその後も色々知らなかった事を教えてくれ…

修「だいぶ話しが逸れたが…お前に必要な物でこっちが用意するものに遠慮は要らない…」

隆「…すいません…それじゃお願いします。」

隆は上手く言い包められた感はあるがこの話しの流れだと断るのは難しいと首を縦に振った。

修「クス…素直だな…まぁ引き受けてくれただけの報酬だと思ってくれ…それくらい難しいと思っている…蓮の子を生んだ女も今のところ絶対に自身の家族とお前の両親には会わないって態度だしな…そこら辺の事情が分からないんだよ…話してはくれなかったし…生活も相当無理をしてた…言い包めて引っ越しと費用負担をこっちの仕事をすると言う条件で受けさせたからな…すぐそっちの両親に会いに行くつもりだったんだけどな…流石にいきなり俺達が訪ねてもダメそうなのが分かったから予めお前の両親にお前を使わせてくれるよう頼んで置いた。両親がダメでも妹から引き出す情報で動けるかも知れない…」

隆「…僕で大丈夫ですか?」

修「多分な…今のところ彼氏もいないし…お前の性格も都合が良い…良き理解者的立場に持って行きたい…お前の判断で彼女にしても全然問題ない…」
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