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第9章 溺れる体

「そんな顔して…」

ノアが私の膝に手をかけた。明るいライトの元で開かれたそこ。

「恥ずかしい？」
私が言う前にノアが言葉にした。

「…恥ずかしい…」
「でも気持ちよくなりたい？」
「気持ちよくなりたい…」

「オムニモワ…ォパラディス」

ノアはペニスを持ってそこに近づけてきた。
もうこのまま、ここでそうなってもいいと思えるほど、私の体は欲しがってた。

「オムニモワォパラディス」

ノアの目を見てもう一度言った。
ノアはそこに目を落とし、ペニスを当てた。

私は黙ったまま目を閉じた。

ニュプッという感触。
アヌスにノアの指が入った。
「やぁっ…そこ…ぅぅんっ…」

そしてノアのペニスがペチペチとクリトリスを叩き始めた。
「あぅっ…ふっ…ぅっ…うん…」

私の体はすぐに思い出す。
「いっちゃ……う…」

ノアはふっと王子様みたいに微笑んで、口を開けた。その舌先から垂らされた透明な唾が、私のクリトリスへ落ちていった。

スローモーションのように感じられたその動作は、一気に私を昂らせた。

ネチャッ…ヌチャッ…と糸を引きながら、ノアのペニスが私のクリトリスを叩く。

私はノアと見つめ合いながら、声も出せずに天国へ行った。


ノアに向かって噴水のように高々と水を噴き出したのを感じたけれど、その時にはもう目を開けてはいられなかった。



裸のまま抱き寄せられて、ノアの胸にほっぺがついた。優しい腕が心地よくて気持ちよくて、ずっとここにいたかった。

その間もずっと体に触れていた硬く大きなペニス。私の中にこれが入ったらどれほど気持ちがいいんだろうと期待はどんどん膨らんでいた。