パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 尋問

ふふんと笑ったノアの顔を見つめながら、私は天国までもう少しというところまで高まってきていた。

「そんな顔して…」

「ぁあ…………っ気持ちぃ………ぁ…………」
枕をギュッと握りしめながらも、なんとか目を開いていた。

腰をあげるほどおしりの中のしずくが存在感を増す。

大きな快感の波がすぐそこまで近づいている。

「ぁ…………あっ…すご………だめっ…」

怖いほどの高みに、少し恐怖まで感じる。


「……っあ…」


その瞬間…

ノアの手が私から離れてしまった。

「あぁあっ…」
小さな波と全身が痺れるような疼き。

こんなんじゃ嫌…
そう思っても言葉にならないほど、呼吸は乱れていた。

離れたノアの手が背骨にそって撫でると、直接クリトリスを撫でられたかのように体がうねる。

「気持ちよかった？」
ルカよりも意地悪な顔。

目尻から涙が零れてしまった。

「何？泣くほど気持ちよかったの？」
ノアはちゅっと音を立ててその涙を吸った。

「ノアの意地悪…」

「はは、知らなかった？」

ノアは体を離すと私の顔の横に両手をついて、ゆっくりと胸に近づいていった。

「はぅっ……あっ…」
垂れた髪が疼きつづける私の肌に触れるだけで、声が出るほど気持ちがいい。

「んっ…んん…待ってっ…そんな…吸わないで」

「そんなこと言ったって、コリッコリだよ？」

「あぁあぁっ……強いって………はぁっ…」

いてもたってもいられない刺激に、浮いていた腰がガクガクする。

しつこいほどに乳首を吸われて、ヒリヒリとした痛みまで感じる。血管を血液が通るリズムでジンジンと熱くなる。

ノアの舌から私の乳首が、唾の糸で繋がったのを見た瞬間、目尻からまた一粒の涙が零れ落ちた。