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Gemini
第13章 花火大会の夜
「うち、来るだろ?」
マンションのエレベーター
ボタンは当然のごとく一つだけが押されている。
「ノアは?」
「ラッキーなことに今日は帰らないってさ」
「ラッキー…?」
「邪魔されないんだから、ラッキーでしょ」
話しながらルカが家の鍵を開けた。
「邪魔って」
私はゲタを脱いでリビングに向かおうとする私の腕を、ルカが掴んだ。
「夕飯は?何食べたい?」
「あぁ。焼きそばとか食べてきたから…」
「そうなんだ。オレは餓死寸前。」
「そうなの?」
「早くカナデを食わないと死ぬ」
頭を掴まれてそのまま玄関でキスをされた。
口では荒々しいことを言ってるくせに、柔らかい舌は優しく撫でるように口の中を動いている。
「んっ……ぁ……」
長い長いキスに思考回路が溶かされてく。
「またその顔…」
ルカはキスをしながら器用にドアを開けて、自分の部屋に私を連れて入った。
「あと3日か…きついな…」
私をベッド寝かすと、ルカはガバッとTシャツを脱いだ。
浴衣の上から私の体を撫でる。
「脱がしたくないのに脱がしたい…地獄」
「何それ」
「…めちゃくちゃかわいい」
突然の真顔、突然の甘い言葉。
「なに、それ…」
「あああ、やっぱ脱がすの勿体ない」
寝転がったまま、ぎゅっと胸に抱きしめられる。
かと思えば、キスの雨が降る。耳にキスされると、思わぬ声が出てしまう。
「ぁっ……んっ…」
私の反応を受けて、今度は耳を舌でなぞりながら、胸を触りだした。
薄い浴衣越しに感じるルカの指は優しく滑らかに胸を揉む。
「はぁ…」
熱い息が漏れてしまった唇。
ルカのキスが恋しい…。
手を伸ばしてルカの首にしがみつくと、察知したかのように、またあの優しいキスを唇にくれた。
マンションのエレベーター
ボタンは当然のごとく一つだけが押されている。
「ノアは?」
「ラッキーなことに今日は帰らないってさ」
「ラッキー…?」
「邪魔されないんだから、ラッキーでしょ」
話しながらルカが家の鍵を開けた。
「邪魔って」
私はゲタを脱いでリビングに向かおうとする私の腕を、ルカが掴んだ。
「夕飯は?何食べたい?」
「あぁ。焼きそばとか食べてきたから…」
「そうなんだ。オレは餓死寸前。」
「そうなの?」
「早くカナデを食わないと死ぬ」
頭を掴まれてそのまま玄関でキスをされた。
口では荒々しいことを言ってるくせに、柔らかい舌は優しく撫でるように口の中を動いている。
「んっ……ぁ……」
長い長いキスに思考回路が溶かされてく。
「またその顔…」
ルカはキスをしながら器用にドアを開けて、自分の部屋に私を連れて入った。
「あと3日か…きついな…」
私をベッド寝かすと、ルカはガバッとTシャツを脱いだ。
浴衣の上から私の体を撫でる。
「脱がしたくないのに脱がしたい…地獄」
「何それ」
「…めちゃくちゃかわいい」
突然の真顔、突然の甘い言葉。
「なに、それ…」
「あああ、やっぱ脱がすの勿体ない」
寝転がったまま、ぎゅっと胸に抱きしめられる。
かと思えば、キスの雨が降る。耳にキスされると、思わぬ声が出てしまう。
「ぁっ……んっ…」
私の反応を受けて、今度は耳を舌でなぞりながら、胸を触りだした。
薄い浴衣越しに感じるルカの指は優しく滑らかに胸を揉む。
「はぁ…」
熱い息が漏れてしまった唇。
ルカのキスが恋しい…。
手を伸ばしてルカの首にしがみつくと、察知したかのように、またあの優しいキスを唇にくれた。