この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Gemini
第15章 初めて
「はぅっ!」
だけど、それは一瞬で終わってしまった。もっとして欲しかったけど、その代わりにツプッと差し込まれて、ニュクリと薬が押し出された。
(あぁ…そうだった…)
あのお腹がズクズクとする感じが、もうすぐやってくることはもう分かってる。ノアには先に行っててもらおう。
「ねぇノア」
「さ、行こうか」
ほぼ同時だった。
バンツとショートパンツを履かせると、ノアは私のスーツケースの方に行こうとしてる。
「先に行ってて」
「ダーメ。一緒に行くよ。」
「でも、まだ、これから…」
「だから、早く行こう」
「無理だよ、外なんか出れないってば」
「ほら、行くよ」
いつもならまだ平気なはずの時間内なのに、なんだかお腹が気になってしまう。
「ダメだってば、無理、本当に」
「ほら、早く行かないと大変なことになるよ」
顔は優しく微笑んでるけど、私のお願いを聞き入れる気は一切ないのかもしれない。
「ね、ノア。トイレもシャワーもしてから行きたいの」
「全部上でするから大丈夫だよ。」
微笑んでるけど、瞳は意地悪だ。
ズクン………
何となく気配がし始めた。
「わ、分かった、早く行こ!」
「忘れ物は、ない?」
ドアの近くで部屋の方を振り返るノア。
きっとわざとだ。
そう思っても何も言わない。もう1秒でも早くノアたちの部屋に行きたい。
ルームキーを抜いた手が少し震えていた。
「かわいいね」
ノアにキスされそうになるのを避けてドアのノブを握る。
「早く!」
エレベーターが来るのがすごく遅く感じる。
さっきからお腹に感じてるのも、そろそろ気のせいとごまかせなくなってきてる。
口を尖らせてふぅーっと細く息を吐いた。
エレベーターの扉が開く。
誰もいない。
現在地を示す光をじっと見つめて、ため息が出る。
「ぁぁ…」
思わず心の声が混ざってしまった。
だけど、それは一瞬で終わってしまった。もっとして欲しかったけど、その代わりにツプッと差し込まれて、ニュクリと薬が押し出された。
(あぁ…そうだった…)
あのお腹がズクズクとする感じが、もうすぐやってくることはもう分かってる。ノアには先に行っててもらおう。
「ねぇノア」
「さ、行こうか」
ほぼ同時だった。
バンツとショートパンツを履かせると、ノアは私のスーツケースの方に行こうとしてる。
「先に行ってて」
「ダーメ。一緒に行くよ。」
「でも、まだ、これから…」
「だから、早く行こう」
「無理だよ、外なんか出れないってば」
「ほら、行くよ」
いつもならまだ平気なはずの時間内なのに、なんだかお腹が気になってしまう。
「ダメだってば、無理、本当に」
「ほら、早く行かないと大変なことになるよ」
顔は優しく微笑んでるけど、私のお願いを聞き入れる気は一切ないのかもしれない。
「ね、ノア。トイレもシャワーもしてから行きたいの」
「全部上でするから大丈夫だよ。」
微笑んでるけど、瞳は意地悪だ。
ズクン………
何となく気配がし始めた。
「わ、分かった、早く行こ!」
「忘れ物は、ない?」
ドアの近くで部屋の方を振り返るノア。
きっとわざとだ。
そう思っても何も言わない。もう1秒でも早くノアたちの部屋に行きたい。
ルームキーを抜いた手が少し震えていた。
「かわいいね」
ノアにキスされそうになるのを避けてドアのノブを握る。
「早く!」
エレベーターが来るのがすごく遅く感じる。
さっきからお腹に感じてるのも、そろそろ気のせいとごまかせなくなってきてる。
口を尖らせてふぅーっと細く息を吐いた。
エレベーターの扉が開く。
誰もいない。
現在地を示す光をじっと見つめて、ため息が出る。
「ぁぁ…」
思わず心の声が混ざってしまった。