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Gemini
第15章 初めて
「ルカのこと言えないな」
「何が?」
「切羽詰まったカナデ見てたら、ほら」
ノアの手に導かれた先は、熱く固くなったペニスだった。さするように手を動かされる。
お腹がズンズンとなってるのに意識がいってるせいで、抵抗もできない。
やっとルカの待つ部屋のある階に着いて、早足で歩き出す。
「ノアっ、早く…お願いっ…」
もうかなり余裕が無くなってきていた。
同じドアが並んでいて、絶望感が湧いてくる。
「何番?ねぇ、ノアっ」
「えーと、いくつだったっけな」
のんびりとした口調で、思い出そうとするフリをしてる。
(だめだ、待ってられない!)
ルカに聞こうと、バッグからスマホを取り出した。
焦りで指が震えている。
「ずるいなぁ」
ノアが笑ってるけど、止めはしない。
「あぁ。いゃ…ねぇ教えて、ノア、あぁっ」
集中してボタンが押せず、操作ミスばかりしてしまう。
「キスしてくれたら…」
ノアが言い終わらないうちに、しがみつくみたいに腕を回してノアの唇にキスをした。
したよ!っていう目でノアを見上げる。
「もっとちゃんとしたキス、してよ」
唇の隙間に舌を入れて、めちゃくちゃに動かす。もう全身に鳥肌が立ってた。
(早く早く早く…)
「あぁかわいい、やばい…もう」
私の体を抱き寄せておでこにキスをした。汗をかいて前髪が濡れている。
「お願い…」
縋るような声で懇願すると、ノアが立ち止まった。
「ここだよ」
ノアがカードキーをかざして、ドアのロックが解除された。
目尻から涙がこぼれ落ちる。
黙ってドアを開けて入った私にルカが呑気な声で話しかけてきた。
「カナデ?あとでさー」
でも返事をする余裕もなく、トイレに駆け込んだ。
鳥肌がおさまらない。
(酷い…ノア)
「何が?」
「切羽詰まったカナデ見てたら、ほら」
ノアの手に導かれた先は、熱く固くなったペニスだった。さするように手を動かされる。
お腹がズンズンとなってるのに意識がいってるせいで、抵抗もできない。
やっとルカの待つ部屋のある階に着いて、早足で歩き出す。
「ノアっ、早く…お願いっ…」
もうかなり余裕が無くなってきていた。
同じドアが並んでいて、絶望感が湧いてくる。
「何番?ねぇ、ノアっ」
「えーと、いくつだったっけな」
のんびりとした口調で、思い出そうとするフリをしてる。
(だめだ、待ってられない!)
ルカに聞こうと、バッグからスマホを取り出した。
焦りで指が震えている。
「ずるいなぁ」
ノアが笑ってるけど、止めはしない。
「あぁ。いゃ…ねぇ教えて、ノア、あぁっ」
集中してボタンが押せず、操作ミスばかりしてしまう。
「キスしてくれたら…」
ノアが言い終わらないうちに、しがみつくみたいに腕を回してノアの唇にキスをした。
したよ!っていう目でノアを見上げる。
「もっとちゃんとしたキス、してよ」
唇の隙間に舌を入れて、めちゃくちゃに動かす。もう全身に鳥肌が立ってた。
(早く早く早く…)
「あぁかわいい、やばい…もう」
私の体を抱き寄せておでこにキスをした。汗をかいて前髪が濡れている。
「お願い…」
縋るような声で懇願すると、ノアが立ち止まった。
「ここだよ」
ノアがカードキーをかざして、ドアのロックが解除された。
目尻から涙がこぼれ落ちる。
黙ってドアを開けて入った私にルカが呑気な声で話しかけてきた。
「カナデ?あとでさー」
でも返事をする余裕もなく、トイレに駆け込んだ。
鳥肌がおさまらない。
(酷い…ノア)